【初心者向け】資産運用の方法と選び方

資産運用の方法はさまざま

銀狐先生
以前の記事でリターンとリスクの考え方を押さえましたね
資産運用の方法は色々とありますが、それぞれの特徴を大まかに見てみましょう

リターンとリスクは投資のキホン!

2018.08.25
金融商品のリスクとリターン
ゆかり
たくさんあるんですね、迷っちゃうな
ローリスク・ローリターン
  • 定期預金
  • 債券(個人向け国債など)
ミドルリスク・ミドルリターン
  • 不動産経営
  • ソーシャルレンディング
  • 先進国株式
ハイリスク・ハイリターン
  • FX
  • 仮想通貨
  • 新興国株式

それぞれの金融商品の特徴

銀狐先生
ではここでそれぞれの金融商品の特徴をざっと見てみましょう

定期預金

定期預金の仕組み

特徴

定期預金は一定の期間引き出せないことを条件に普通預金よりも高い金利が設定されている預金のことです。

リターン

定期的に支払われる利子がリターンとなります。

リスク

定期預金は元本が保証されているためリスクの少ない金融商品です。それでも強いてあげるなら預け先銀行の破綻のリスクがありますが、その場合でも預金保険制度によって元本1000万円とその利息までは保証されます。

他のリスクとしては、急にお金が必要になった場合でも引き出せなかったり、引き出せたとしても金利が下がったり中途解約金がかかることがあります。

株式

株式の仕組み

特徴

投資といえばこの株を思い浮かべる人も多いと思います。
企業が事業を始めたり継続していくためには多くの資金が必要になります。その資金を社長の財布から全額出すわけにもいかないので、一般の投資家から広く資金を募ります。
資金を出してくれた人にはその証明書として「株式」を渡します

リターン

企業は、事業で利益が出た場合には株式を持っている人(株主)に対して利益の一部を分配します。この配当金が株主の基本的な利益です。

また、株式は市場で売買することができます。このときに買った額よりも高く売れればその差額が利益になります。これが2つめの利益です。

ゆかり
株って聞くと、この売り買いで儲けたとか損したとかっていうイメージの方が強いわね

リスク

株式の配当金の額は企業の利益に左右されます。利益が大きく黒字のときは配当金も多くなりますが、赤字のときには配当金は支払われません。

また、株式を売買するときの値段(株価)は企業の人気があれば高くなり、逆に人気がなくなれば安くなります。この株価の変動もリスクとなります。

債券

債券の仕組み

特徴

国や企業がまとまった資金が必要なときに、投資家に資金を募ります。このとき投資家に資金を出してくれた証明書として渡すのが「債券」です。

ゆかり
なんか株式と似てるわね
銀狐先生
債券は期限が来たら返さないといけないのが株式との大きな違いです。そのときには決められた利子が上乗せされます。
株式はお金を貸しているわけではないので、企業は投資してくれたお金を返す義務はありません。

リターン

あらかじめ決められている利子が債券のリターンです。

また、債権も株式と同様に売買することができるため、買い値よりも高く売却できればそれが利益になります。

リスク

債券にはあらかじめ利子が決められているので、借り手が儲かっていてもいなくても決められた額が貸し手に支払われます。
よって、株式の配当金に比べるとリスクは少ないといえます。

しかし、借り手の財政状態が極めて悪い場合、元本や利子が延滞したり、支払われないこともあり得ます。

また、債券も株式と同様に売買することができるため、価格変動のリスクがあります。

不動産経営

不動産投資の仕組み

特徴

アパートやマンションなどの不動産を買って他人に貸します。その家賃が利益になります。

リターン

主なリターンは、家賃収入です。実際にはさまざまな経費がかかりますから「家賃-経費」が実質的なリターンになります。

不動産もいつかは売却するでしょうから、買った額よりも高く売れればそれがリターンとなります。

リスク

不動産には他にはない特徴的なリスクがいくつかあります。ただし、これらのリスクは努力と工夫で小さくすることができるので、不動産が危険ということではありません。

空室リスク
部屋の借り手が見つからず空室となってしまう可能性があります。その場合、家賃収入が入りません。
災害リスク
台風や地震などの災害によって所有する不動産が破損する可能性があります。

ソーシャルレンディング

特徴

ソーシャルレンディングはインターネットの発展により生まれた比較的新しい金融商品です。その仕組みは債券とかなりの点で似ています。企業はソーシャルレンディングの事業者を通してインターネット上で投資家から資金を募ります。これは債券と同様にあらかじめ返済期限と利子が決められています。

リターン

債券と同じくあらかじめ決められた利子がリターンになります。

ソーシャルレンディングの権利は売買することはできないので、売買差益によるリターンはありません。

リスク

リスクの種類は債券と同じと考えていいです。延滞・貸し倒れのリスクがあります。

FX

特徴

Foreign eXchange(外国為替)の略で、外国の通貨と円との交換を行い、その売買益を狙う金融商品です。

ゆかり
なんか難しいなぁ
銀狐先生
例えば、1ドル=100円のときに、100円を1ドルに交換します。そして、1ドル=110円のときにその1ドルを円に交換すると…
ゆかり
110円になるから、10円儲けたってことね!
銀狐先生
正解です。カンタンに言えば、外国通貨を安く買って高く売るということですね
FXの仕組み

リターン

安いときに買って高くなったら売る。その差益がリターンです。

リスク

為替の値動きは輸出入や物価など様々な要因によって大きく変動します。そのため、売買のタイミングを見極めるのはプロでも容易ではありません。

仮想通貨

特徴

2017年末に多くの仮想通貨が高騰したためそのキャピタルゲインで利益を得た人も多くいました。この衝撃から一気に有名になりました。

ゆかり
覚えてる!わたしもビットコイン買っとけば良かったって悔しかったなあ

仮想通貨もその名の通り「通貨」です。「仮想」なので物理的に紙幣や硬貨はないのですが、ドルやユーロと同じように通貨であるということです。

仮想通貨の投資とは、先に紹介したFXと同様に、仮想通貨を安く買って高く売る投資です。

リターン

安いときに買って高くなったら売る。その差益がリターンです。

リスク

仮想通貨はまだ歴史の浅い新しい技術の金融商品ということもあり、FX以上に値動きが激しいです。
現在はまさに仮想通貨の戦国時代であり、様々な仮想通貨が新しく登場しては消えていきます。数十倍、数百倍に値上がりする可能性を秘めている一方、ゴミ同然の価値になってしまうことも少なくありません。

資産運用の方法に正解はない

すべての人にとってベストな資産運用というものはありません。ご自身のライフステージやプランを考えながら、その状況に応じて適切な資産運用の方法を選択する必要があります。

銀狐先生
まずは自分がどのくらいのリターンが必要なのかを考えてみましょう。
そして、そのリターンを得るためのリスクを許容できるかを考えてみてください。